相手への請求時にできる2つのこと

弁護士と天秤

請求1つ目のケースとして、不倫相手がお金がないと言った時です。相手の不倫が発覚し、それまでの証拠を揃え、慰謝料請求の条件を満たした時に、浮気相手にお金がなかった場合どうなるのでしょうか。話し合いでできれば、どうにかしたいものですが、それが難しい場合、裁判所に財産開示請求を申し立てするのがいいでしょう。2つ目はパートナーには請求せずに、浮気相手にのみ慰謝料を全額請求することができます。これまでの判例でも、こういった請求がありました。注意点としては、パートナーとの関係を切る場合には、この方法はおすすめできます。ですが、離婚をしない状況下では、不倫したパートナーにも再度請求訴訟を起こされる可能性があるので気を付けましょう。

請求ができない場合とは

ジャッジガベル

通常は、パートナーあるいは浮気相手に対して、慰謝料請求ができます。これは、憲法第709条と710条に当てはまります。中には慰謝料請求ができない場合があります。それはどんな時かといいますと、「夫婦関係が破綻している」場合です。夫婦関係が破綻していると、法律で定めている、婚姻共同生活の平和の維持ができていない状態になっています。なので、不倫がいつ始まって、夫婦関係はいつ破綻していたのかが重要な点になります。また、「離婚後の慰謝料請求」は時効になりできなくなる可能性があります。不倫が発覚して、それを理由に離婚をし、その後不倫に関する慰謝料請求をしたとします。ですが、時効となってしまっているので、その場合は不倫の慰謝料ではなく、離婚の慰謝料として請求することになります。この慰謝料の請求も3年間行使しない、あるいは20年経過したときは、時効によって消滅してしまいます。なので、不倫の慰謝料を請求したい場合は、必ず結婚している間に行わなくてはいけません。

慰謝料はどれくらいもらえるのか

相談会

婚姻関係にある妻(または夫)に慰謝料請求する場合、離婚の財産分与でまとめて清算することがあるので、金額は状況によって変わってきます。不倫相手に請求する場合、裁判所で判決として出た請求額は、ある程度決まっています。大体どれくらいの金額になるのでしょうか。平成29年の裁判で出た、慰謝料額の平均額を参考にしてみると、約200万円となっています。金額は、被告がどの程度破綻を招く原因となっているか、家庭にどれくらいの金銭的な損害を与えているかが、主に判断材料とされます。また、原告が陳述書をきちんと提出しているかどうかも、請求額に大きく関わってきます。ここで出している金額は、あくまで平均で、婚姻関係の妻(あるいは夫)に請求する場合と同じく、条件によりケースバイケースとなっています。

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